◎町内会防災訓練『災害イメージシート』の提出状況

 11月7日現在、390戸のシート提出がありました。シート記入例を目にした人が何を感じたか。『こりゃ大変だ。我が家も考えてみないと』と皆さんが思っていただけたこと、「災害を自分事と捉えること」こそが肝心なのです。そして限られた期限・時間でシートに書き起こしていただけた方と、一方「難しい」・「大変」と考えシート記入を躊躇された方。それぞれの方に「町内災害イメージの雨が浸透し」これからの準備、備え、心構えに大きな影響を与えられた事こそが、今年の町内会防災訓練の成果と考えます。回収件数、数字だけで今回の「災害イメージシート」作戦を評価するのは当たりません。災害を自分事と思う事が大切なのです。

 私達が住む土地は、地震災害が比較的少ない碧海台地と呼ばれる約1万年前までに隆起してできた平坦な台地と、そこを河川(猿渡川水系など)が浸食し浅い谷沿いの低地で構成されています。低地には「盛り土」平坦地化して北部小学校を設けたり、区画整理事業で低地を整地して出来た平坦地で構成されています。が、地震による「ゆれ」「液状化」は土地の高低や隠された低地で地耐力が異なります。先月に示した「国土地理院の土地条件図」に示された、東栄今本の各号組の立地場所によって地耐力の差が隠されていることを、是非知っておきたい。

 災害イメージシート解析の第一歩は、日頃の地震対策として居住者がどんなことに留意されているかをまとめる。次に号組の立地場所、地耐力の差から、留意すべき点を組別にまとめる予定です。