「どうする家康」 「どうする、あなた」

 朝、町内会事務所の前をで掃除していた時、登校途中の小学生集団から「ご苦労様です」と声をかけられた。子供たちが発する「おはよう」の言葉の中に、消え入るような声のこの言葉を耳にしたのです。朝の挨拶は毎日の事ですから、だけど小学生から“ご苦労様です”には少しビックリ。その子の家庭環境、親の資質、家族の空気など、様々なことを想像してしまいました。前にも一度、遊歩道掃除で“ご苦労様”を経験したこともあります。

 目的に向かって歩く『道』は、きれいであれば気に留めることのないものです。サクサク歩くだけです。綺麗でないと気になるのです。例えば綺麗に整備された「旧東海道と国道一号線」。町内の生活細街路と違って高規格の歩車道は北部各町から新安城駅への通勤通学にも利用されていることから、綺麗であることは必須条件です。

 東西を結ぶこの二つの幹線道路には「旧東海道松並木の会」「Route1安城」のボランティア清掃グループがあり、綺麗に掃除されてきました。特に、旧東海道は市の文化財に指定されている「松並木」が東栄町と今本町の西部に残っていて、季節により大風が吹くと松葉が多く降り、溜まります。たまりません。

 町内には道路清掃ボランティアの他、用水路緑道の清掃、町内防犯組織「地域安全パトロール隊」、児童の下校時の安全を確保する「スクールガード」、「サロンすずめ」などそれぞれの方面から地域のl良好な生活をボランティアという方法で関わっています。昨年11月末の町内会だよりでご案内した、東栄町の三つの公園清掃のボランティアスタッフ募集の件、関心のある方から問い合わせが続いています。東海道松並木の会は、現在は東栄町地内の松並木を対象に清掃をしていますが、今本町地内の松並木清掃に町内有志が名乗りを上げています。 まずは、自宅前の掃除に務めましょう。綺麗にしてみましょう。そうすると、誰かが声をかけてくれます。「おはよう」「ありがとう」 「どうする、あなたは」・・・玄関前をきれいにしましょう。