「空が大きく、風通しが良くなりました。」 高木剪定 1月26・27日

 今年も、忠魂碑周辺の高木剪定を実施しました。

 日露戦争における戦病死者2名を祀るため大正9年4月に竣工、続いて太平洋戦争の戦病死者93名を合祀。

竣工当時は、周りは田んぼだったため大量の土砂を今のイトーヨーカ堂の北あたりから運んで築山を形成し、約100年余。

 歳月は流れ、景観保持のための幼木が今は高木に成長し、枝葉を天高く伸ばしています。周囲を囲う玉垣の基礎を追いやる程の根の成長や、枯れ枝の落下も心配されるほどでした。補助を受けてこれまで敷地西側を南北に通る、市道沿いの松の張り出した枝の剪定から整備を進めてきました。また忠魂碑まわりには様々な実生木(鳥などの糞の種から生育した広葉樹やシュロなど)も混在して、より鬱蒼としてきたので、これらも剪定しました。

 今年は、忠魂碑まわりに広がる松の高木剪定と実生木の伐採に加えて、忠魂碑前広場沿いのクスノキやスギの張り出し枝払いも実施しました。空が大きく、風通しが良くなりました。

 忠魂碑。「いまむら」が昔、戦争に関わりがあった事を語っています。忘れない場であり続けたい。