安城市総合防災訓練  9月24・25日(土・日) 北部小学校・北部公民館・町内会公会堂の3避難所

訓練は企画力と運営力で、およその結果が決定されます。それが防災訓練ともなれば、地震・台風・水害などの様々な災害を想定して、被害をすこしでも少なくすることや、行政・ライフライン対応・住民の生き残る防災体験などを目的として実施するもので、今回の総合防災はどうだったか検証してみましょう。
 安城市総合防災訓練として要請されたのが避難所開設・運営訓練。午後1時半からの訓練時間の間だけ、雨に降られ、三つの避難所とも予定した屋外での体験型訓練が出来ませんでした。不十分ながら室内の訓練のみを実施しましたが、天候異変での対応の企画力不足が露呈しました。また、北小会場では避難所の避難者受付で市内・県外の防災関係の見学者から資料請求等の問い合わせがあり、一般避難者と見学者の混乱が発生し、市との事前の企画・運営不足がありました。また避難所では、総務・受付名簿・広報・救護・安全・食料・誘導・物資などの班を予め決め、効率的な運営を企画しましたが、それぞれの有機的な連携不足が露呈しました。
避難所に来られない、来たくない被災者対応や、地域と行政の連携など、課題が多いことが、防災訓練が他のイベントなどと大きく異なるところです。
 当地は比較的安全な所とアンケートで回答が出ています。本当でしょうか。