◎ 特殊詐欺被害が増加
特殊詐欺とは、犯人が被害者と直接会って話をするのではなく、電話やメールなどの通信手段を使って話をすることによって、面接をすることなくお金をだまし取ろうとする詐欺のことです。
特に最近多いのは、キャッシュカードを狙う手口が多発しています。新型コロナウイルスの感染拡大で「外出の自粛で自宅で過ごす高齢者が増え、詐欺グループの電話を取る確率が高くなった」ことが背景にあると思われます。キャッシュカードを狙う手口では、警察官や金融機関を名乗る人物が「カードが不正に使われている」などと電話をかけ、被害者宅を訪れる共犯者がキャッシュカードをだまし取ったり、すり替えて盗んだりします。
警察では、「警察官が自宅を訪問してキャッシュカードを預かることは絶対にありません」と注意を呼びかけている。
被害にあわない対策
- 知らない電話番号は、受話器を取らない!
- 留守番電話を設定する!
- 怪しい電話はすぐに切って、警察や家族に連絡する!
- 他人にキャッシュカードは渡さない!