自主防災会活動を先進事例紹介として講演発表

●自主防災会活動を先進事例紹介として講演発表(名古屋大学減災館8月19日)
 我が地域は、南海トラフを原因とする東海地震・東南海地震・南海地震などの大地震が懸念されています。このため、愛知県防災局が中心となって行政・事業者・地域団体・ボランティア団体等で「あいち防災協働社会推進協議会」を結成し、防災人材の育成研修を目的とした講座『防災・減災カレッジ』が開催されています。
 今年の6月から来年1月にわたり、名古屋大学・豊田市福祉センター・愛知県西三河総合庁舎を会場に、自然災害の歴史から防災概論、ボランティア概論、防災行政、企業防災などの各種講座が断続的に開催されていて、我が東栄今本町内会自主防災会は乞われて、地域防災コースの先進事例紹介として竹内自主防災会長が講演した。
 号組防災委員や女性会婦人防火クラブ員の、平常時と災害時の防災防火の啓蒙活動や町内防災訓練での避難所開設運営などについて講演した。
 避難者の安否確認から避難所への誘導入所・避難所での過ごし方のほか、簡易タンカを使用しての運搬、仮設トイレの組み立てや障がい者の日常対応など、体験型の訓練を合わせて実施していること。また、本当の災害時では避難者全員を避難所に収容できないことから、在宅避難を前提とした電気・ガス・水道が止まった場合『食う・寝る・出す』の過ごし方を実習している。

 災害時、被災を最小限に留めるための家具転倒やガラス飛散の防止など、平常時にしておくべきこととして地域役員・OBで『家具転倒防止隊』を組織し、住民の要望を受けて転倒防止作業を材料費実費で活動していること、安全啓蒙に力を注いでいるなどを合わせて報告しました。これらの内容は、NPOのコメンテイター他、皆さんから好評価を得ました。
 事例報告の再度の講演は、会場を減災館から環境総合館レクチャーホールに変えて、11月25日(土)の午後1時40分から。受講登録を希望される方は町内会自主防災会までご連絡ください。